「そろそろうちもIT化を進めていかないといけないなぁ!」
「業務を効率化して職員の残業を減らしてあげたい!」
そんなことを考えている介護事務所なら職員が簡単に使える介護ソフトの導入を検討しなければいけません。
多くの介護事業所で導入されている介護ソフトが【カイポケ】です。
そこで、導入実績が多く使いやすいと評判なのが「カイポケ」です。
しかし、気になるのがカイポケの利用料金ですよね。
でも、カイポケの公式ホームページをみても料金のことがよくわからないのではないですか?
ここではカイポケの月額料金について調べてみました。
するとカイポケより安い介護ソフトもたくさんあります。
機能的にもカイポケに劣らない物もたくさんありました。
でも、新規の介護事業の開業支援までしっかりサポートしてくれるところはありませんでした。
新規に介護事業を開業する方にとって、カイポケは力強い味方になってくれます。
カイポケの月額料金は「業種」や「提供サービスの数」によって変わる
実はカイポケの料金は一律ではありません。
カイポケの利用料金は
・介護事業の種別
・提供サービスの数(単独型or併設型)
によって変わります。
介護事業種別
|
カイポケ月額利用料金 |
---|---|
居宅療養管理指導事業所 | 1,000円(消費税別)~ |
居宅介護支援事業所 その他サービス事業所 |
5,000円(消費税別)~ |
訪問介護事業所 通所介護事業所 訪問看護事業所 通所リハビリテーション事業所 |
25,000円(消費税別)~ |
単独型介護事業所の業種別カイポケの料金
単独での介護事業所の場合はその業種によってカイポケの料金は異なります。
そのカイポケの料金は月額1,000円~25,000円(税別)に設定されています。
居宅療養管理指導事業所はカイポケ料金が1000円で使える
単独事業所の居宅療養管理指導事業所は月額1,000円(税別)の料金でカイポケが使えます。
カイポケが月額料金5,000円で使えるのは
以下の介護事業所は月額5,000円(税別)の料金でカイポケが使えます。
- 居宅介護事業所
- 福祉用具貸与事業所
- 認知症対応型通所介護事業所
- 訪問リハビリテーション事業所
- 訪問入浴介護事業所
- 夜間対応型訪問介護事業所
カイポケが月額料金25,000円で使えるのは
以下の介護事業所は月額5,000円(税別)の料金でカイポケが使えます。
- 訪問介護事業所
- 通所介護事業所
- 訪問看護事業所
- 通所リハビリテーション事業所
併設型介護事業所のカイポケの料金
複数のサービスを提供されている介護事業所はその提供サービスの数によってカイポケの料金が変わります。
2つの介護サービスを提供している場合はカイポケの月額料金は30,000円
以下の介護サービスのうち2つを提供している介護事業所のカイポケの月額利用料金は30,000円となります。
-
訪問介護
通所介護
訪問看護
通所リハビリテーション
居宅介護支援
3つ以上の介護サービスを提供している場合はカイポケの月額料金は30,000円
以下の介護サービスのうち3つ以上を提供している介護事業所のカイポケの月額利用料金は
・30,000円(税別)
・45,000円(税別)
・60,000円(税別)
のケースに分かれます。
-
訪問介護
通所介護
訪問看護
通所リハビリテーション
居宅介護支援
カイポケ月額料金30,000円(税別)
居宅介護支援事業+(訪問介護・通所介護・訪問看護・通所リハビリの中の2つ)の場合
カイポケ月額料金45,000円(税別)
・居宅介護支援事業1つ+(訪問介護・通所介護・訪問看護・通所リハビリの中の3つ)の場合
・居宅介護支援事業なし(訪問介護・通所介護・訪問看護・通所リハビリの中の3つ)の場合
カイポケ月額料金60,000円(税別)
・居宅介護支援事業1つ+(訪問介護・通所介護・訪問看護・通所リハビリの中の4つ)の場合
・居宅介護支援事業なし(訪問介護・通所介護・訪問看護・通所リハビリの中の4つ)の場合
「高齢者住宅」サービスは1事業所につき別途月額15,000円(税別)が必要
「高齢者住宅」サービスは上記および、単独型・併設型にかかわらず、1事業所につき月額15,000円(税別)が別途必要となります。
このあたりはカイポケ開発元に調べてみるのが早道です。
もちろん無料体験サービスもありますから気軽に担当者に聞くこともできます。
カイポケタブレット(カイポケが使える携帯端末)も毎月の料金だけで無料貸与
カイポケの大きな魅力は軽くて簡単に持ち出せる携帯端末のカイポケタブレットの無料貸与です。
(1台目のみ)
もちろんこれは毎月の利用料金に含まれていますし通信料も含まれています。(※通信データ上限15GB、超えると料金発生)
外回りの多いケアマネや介護事業者にはこれが非常に助かるのです。
いちいち介護事務所に戻らなくてもよく、訪問した利用者宅で聞いた話をメモしさらに会社で再び書類作成や入力作業が省略でき効率的です。
カイポケで貸与されるタブレットの動画も紹介しておきます。
カイポケタブレットの料金
カイポケタブレットの利用料金は、提携先のソフトバンクのスマートフォンをレンタルするサービスで、1台につき月額2,500円(契約内容により3,000円)でレンタルすることができます。
オプションサービスとして、カイポケはスマートフォンも提供しており、1台あたり2,500円〜(会員によっては3,000円)でレンタルすることができます。
初期費用は0円で、毎月の利用料のみが必要です。
カイポケタブレットは会員と非会員で料金が異なります。1
次の介護事業所については、各拠点1台目の利用料金はカイポケ経営支援サービスの利用料金に含まれており料金は発生しません。
・居宅介護支援
・通所介護
・訪問看護
・通所リハビリテーション
・高齢者住宅(サービス付き高齢者向け住宅または住宅型有料老人ホーム)
・児童発達支援および放課後等デイサービス
ただし2台目以降は1台あたり毎月3,000円(税別)の利用料金が発生します。
それでも通常のiPadの購入や利用を考えれば高くはありません。
カイポケの料金はケースバイケースで変わるので詳しくは担当者に問い合わせるのが確実
正直、カイポケの料金体系はかなり複雑なように感じるのは私だけでしょうか?
でも、それってそれぞれの介護事業所の規模や種別に応じた料金体系で逆に親切な料金体系であるともいえるのです。
中小零細の介護事業所もあれば大きな介護事業所もあります。
それらが一律の料金だったのならここまでカイポケは普及していなかったかもしれません。
介護事業所が大きくなっていく段階毎にカイポケの料金も変わるのが、今から開業する介護事業所に好評なのもうなづけます。
ただ、このカイポケの料金体系がわかりにくく複雑なのは確かなので、
「うちの場合のカイポケの月額料金はいくらなの?」
と直接問い合わせるのが一番確実ですし、同時に無料体験申し込みをされてみて、実際にカイポケを手にとって試してみることをおすすめします。
カイポケの詳しい料金表を調べるには?
カイポケの公式ホームページのリンクを紹介しておきます。
こちらのリンクをクリックして公式ホームページの最下段のところにカイポケの「料金表をもらう」というボタンがあります。
カイポケの「料金表をもらう」をクリックするとのすると料金表請求のフォームが現れます。
こちらに貴社の担当者た連絡先を入力するとカイポケの料金表を入手するこができます。
【カイポケの公式ホームページから料金表をもらう】
カイポケ公式ホームページはここをクリック
料金より気になる使い方?カイポケの訪問記録はどんな感じで処理するの?
カイポケの料金はわかゅたとしても、それよりもカイポケで作成した訪問記録からどんな連携業務ができるか気になりますよね。
カイポケの訪問記録を使えば実施記録がレセプトや勤務実績と連動するので効率的に業務が行えます。
なかなかイメージが湧かないと思うのでこちらのカイポケ操作画面動画をご覧ください。
【カイポケの使い方例|訪問 利用者別予実登録(予定登録)】
【カイポケ使い方例|訪問 利用者別予実登録( 実績登録)】
【カイポケ使い方例|居宅 他社事業所登録】
※バージョンが古い場合もありますので最新版のデモを貴社の事務所で観てください。
カイポケの訪問記録と実施記録の連携の使い方
指示と報告の編集
閲覧機能
特定事業所加算の体制要件2の2
に対応しています。
カイポケの訪問記録と勤怠機能と連携の使い方
勤怠機能でシフトを作るとその情報が各ヘルパーのスマホに自動連携します。
ですのでシフト展開も簡単にできます。
カイポケの訪問記録は他のデバイス(スマホ・iPADタブレット)からもログインできる
事務所のパソコン以外でもお持ちのデバイス(スマホ・iPADタブレット)からカイポケ訪問記録にログインするだけで利用可能です。
レセプトと連携 | スマホやタブレットで入力した実施記録は カイポケレセプト と自動連携 |
---|---|
勤怠機能と連携 | 勤怠機能で作成したシフトが 各ヘルパーのスマホに自動連携 します。 |
カイポケ訪問記録 | ウェブブラウザから実施記録の入力 ができる。 インターネットが接続できる環境であれば タブレットやパソコンからでもご利用できる。 |
給与計算と自動連携 | 勤務時間の集計・給与計算 ができる。 |
カイポケのメリットは新規開業支援サポート!その口コミは?
カイポケの料金は提供業種や介護サービスの数によって細かく設定されています。
ですので、新規開業する介護事業所なら比較的低料金からカイポケを使用できます。
さらに嬉しいのは介護事業所の新規開業支援のサポートもあることです。
カイポケの新規開業支援の口コミも少し紹介しておきます。
介護の現場の仕事ばかりしている方には意外と気づかないことも多いのです。
カイポケさんに開業支援を依頼していますが、複合機は売っていたら買った方が良いという、なんとも大胆なアドバイスをいただきました。
コロナショックからの回復で世界的な半導体不足により複合機、他の納期が未定の事が多いらしいのです。PCも注文しましたが一ヶ月待ちです。— みのる訪問看護リハビリステーション(公式) (@minoru_cic) September 25, 2021
カイポケの開業支援に手伝ってもらっているんですが、助けてもらわないで開業した人すごいな。
私、知らないことが多すぎる。
ありがとうカイポケ。
— アマオ (足立区 ケア元気) (@amao1984) January 10, 2020
私は今の条件の働き方を続けては、10年15年後の自分が後悔するのではないか?と思い始め、カイポケの開業支援に一大決心して申込み!
友人などに「独立する」って宣言しまくり後戻りできない状況を作り、開業まで至りました😌— ムーミン(仮) (@080204m) January 11, 2023
我が事業所は会社設立から開業支援まで、全面的にカイポケのサポートを受けました
担当の方におんぶに抱っこ状態…💦この度、カイポケHPに導入事例として掲載されることになりました😊
これから起業を考えている方や、悩んでいる方のお力になれたら…
嬉しいです♥️#独立ケアマネ— ⭐こよしゅうと⭐ (@komorebi_shu) October 5, 2021
そうなんですね😳はやめに動いてそうしてみようと思います!指定前研修はよくわかりませんが、カイポケの開業支援の人曰く熊本は必須ではないらしくその研修自体が見当たらないんです😂商工会議所の創業支援セミナーは申し込んでみました😳
— えーちゃん🌷訪問看護ステーション心愛 (@e____chan1018) June 12, 2022
カイポケの開設支援で開業手続きのタスク管理
介護事業所開設の際には、関連業務が多いものです。
しかし、介護事業所の新規開設にはスタッフの募集やケアマネ営業などついつい目の前のことに追われてしまいます。
そんなバタバタshじている状況ではよく大事なことが後回しになってしまうこともありがちです。
カイポケでは新規に開業する介護事業所のためにいろいろな開設支援の機能があります。
・法人登記
・物件探し
・備品の準備
・行政への申請手続き
・ケアマネや関連業種への営業
・スタッフの人材採用
など各カテゴリーを選んでタスク管理してくれます。
万全の態勢で新規開業オープンのための準備ができます。
このあたりの機能も新規に介護事業所を開設する場合はぜひご活用ください。
カンタン備忘録
カテゴリを選び、タスクを記入し、期日を設定するだけで簡単にやることリスト化
ファイル一元管理
タスクごとにファイルも保管できるので、ファイルを探す手間も大きく減らせる。
役立ちリンク集
サービスタイプや都道府県にあった情報ページがリンクされているので、検索の手間が減らせる。
詳しくはカイポケ開発元に相談してみてください。
カイポケにはデメリットトもあることを知っておこう
実はカイポケにはデメッリットトもあります。
それは
・科学的介護推進加算LIFEに弱い部部もある
・月末、月初にログインできないことがある
・独自の帳票が作れない
というデメリットです。
カイポケはまだLIFE(科学的介護祖推進加算)に弱い部分もある
科学的介護推進体制加算を導入したいと考える事業所は少なくないでしょう。
しかし「内容や導入方法がわからない」という介護事業所も多いのではないでしょうか?
そのあたりうも介護ソフトの活用でなんとか効率化したいものです。
でもはカイポケは「LIFEの対応は基本情報の出力のみ」(2021年8月28日時点)となっています。
すみません、以前確認すると言ってそのままになってしまいましたが、その通り利用者情報だけでした。
リハの計画書のフォーマットが修正するとあるだけで、LIFEに対応するとは書いてないですね…— まいこ (@maikodesune) April 19, 2021
このあたりのカイポケのLIFE(科学的介護推進加算)については実査にデモで確認してみてください。
他のソフトはLIFE(科学的介護推進加算)と謳っていますが、実用できるレベルとはいえない介護ソフトも多いのです。
月末、月初にログインできないことがある
最近の介護ソフトはクラウト型が主流になりつつあります。
クラウド型とはパソコンにソフトをインストールするのではなく、インターネットを通じて作業する方式です。
事務所の外で記録や入力できるのはとても便利です。
しかし、変化の激しい介護業界のpさまざまな改定で介護ソフトも煩雑でアップデートうぃおしなければなりません。
カイポケは随時スピーディーな対応を行っていますが、そのために一時的に使えない(ログインできない)という状況が起こります。
このメンテナンスは数時間程度なのですが、比較的月末月初に行われることもあり、たとえ数時間程度でも「一番忙しい月末月初に使えないのは困る」という声もあります。
しかし、メンテナンスが煩雑にあるからこそ、よりリアルタイムで介護業界関連の変化や改定に対応できているともいのですけどね。
独自の帳票は作れない
カイポケではカイポケが指定した帳票しか作れません。
しかし、事故報告書や通所の計画書など各都道府県で微妙に異なる書式のものもがあるのも事実です。
これらがカイポケの帳票で問題ないこともありますが、そうでない場合は各介護事業所がエクセルなどで作り直しは必要になることもあります。
ただ、すべての都道府県の書式の帳票に合わせることも料金的に難しい部分もあります。
カイポケの会社はどんな会社?
カイポケを開発・販売している会社は株式会社エス・エム・エスという企業です。
株式会社エス・エム・エスは東証プライムに上場もしている大きな会社です。
会社名 | 株式会社エス・エム・エス |
---|---|
証券コード | 東証プライム 2175 | 住所 | 東京都港区芝公園2-11-1 住友不動産芝公園タワー |
資本金 | 23億1,022万円 (2022年3月31日時点) |
ホームページ | https://www.bm-sms.co.jp/company/profile/ |
カイポケは優秀な介護ソフトだけど他の介護ソフトも比較検討してみたいなら
介護ソフト選びってとても難しいです。
それは介護ソフトを使う人のレべルを考えて選ばなければならないからです。
ひとりケアマネなら自分の使いやすい介護ソフトを選べばいいのですが、普通の介護事業所ではそうはいきません。
実際に使うのはITスキルに不安の多いヘルパーさんやスタッフですからね。
料金もさることながら
他の介護スタッフが使いこなせてくれるのか?
も重要な要素です。
特に
おばちゃんヘルパーでも使えるのか?
そんな観点でも介護ソフトは選んでください。
それには、カイポケ以外でもたくさんの介護ソフトを実際に
見て
触って
使かってみて
みることをおすすめします。
機能・料金以外の点もとても大事です。
▶介護ソフトは料金比較より記録のしやすさも重要!ヘルパーや職員が使いこなせる介護ソフトがおすすめ
介護ソフトを選ぶ時に悩むのは 「介護ソフトはどれがいいのかわからない」 「料金と操作生徒のバランスは?」 「本当に必要な機能とは?」 と不安なことばかりが頭をよぎります。 せっかく介護ソフトを導入しても、職員が使ってくれ …